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プロフィール

河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
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『モーセと一神教』 フロイトの後悔を知る
 オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクは、イギリスに亡命中、同じく亡命してきたフロイトと会う。
 ウィーンで旧知の仲だった。二人は言うまでもなくユダヤ人。
 ツヴァイクの自伝『昨日の世界』に興味深い会話が載っている。
 それによって、私は謎が解けた思いがした。
 フロイトは最晩年に『モーセと一神教』という著書を書いた。
 その中に、彼はモーセを非ユダヤ人、エジプト人として描いている。(聖書学的には問題がある仮説)
 私はなぜか疑問であり、フロイトがどう思っていたのか、彼を非難したかった。
 ところがツヴァイクの本に、次のようにあるのを発見したのである。

  このほとんど学問的裏付けのない示唆によって、敬虔なユダヤ人たちをも国民的自覚を抱くユダヤ人をも、ともに怒らせたのであった。今や彼は、この著書をまさにユダヤ人にとっての最も恐ろしい時の真直中に刊行したことを、遺憾に思っていた。「今、人々がユダヤ人からあらゆるものを奪っているときに、私(フロイト)はそのうえ彼らの最良の人物を奪うのですから。」(627頁、みすず書房版)

 その本は1939年に書かれたが、つまりナチスの迫害中にである。

 フロイトが悔いていることを、ツヴァイクが伝えてくれた。
 だから、フロイトのその本(モーセ、エジプト人説)をもう真剣に考える必要はない。

 
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