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河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
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今週の聖句「ノア」 バベルの塔の謎
 今週の聖句(パラシャット・ハシャブア)は、創世記6・9~11・32。この箇所は「ノア」と呼ばれる。
 先週のシムハット・トーラーから再びモーセ五書の最初に戻って毎週トーラーを読んでいくが、今週は6章から10章まで、ノアの物語に関連している。長い章だ。10章はノアから生まれた全民族の系図をのべて、締めくくっている。
 それに続く11章は、有名な「バベルの塔」の物語。わずか9節の叙述に過ぎない。しかし、その割りには有名すぎる。旧約聖書の中には、2度とこの物語の引用はない。あまりに短いので、そのストーリーに推測を付けて、原文にない解釈が沢山出来た。

 もう一度原文を見て、自分なりに読み込んでみるのも面白い。

 ノアの登場(神に選ばれるわけだが)の前にある叙述は、創世記6章1~8節は、「人の悪が地にはびこった」とある。ところが、バベルの塔には、人が悪いとか、神に背いたとかの言葉は一切出てこない。塔が未完成に終わったこと、人々が世界に散ったこと、人の言葉が乱された(多くなった)ことだけである。後の伝承は、人間の悪とか傲慢をバベルに象徴させているが、原文にはない。聖書は何を言いたいのか。謎である。

 これが、アブラハムの登場の前舞台になっている。とても不思議な設定である。
 アブラハムは、メソポタミアの町ウルから父親テラに連れられて出立した。考古学が証するのに、ウルは当時文明が最も栄えた都市である。古代の物質文明のセンター。だから、バベルの塔の物語は、やはり聖書の中で重要な背景を物語っているわけだ。

 ちなみに、学者の中には、「人類の宗教は、最初は一神教だった。文明化が進むうちに多神教が生まれた」と言うひとがいる。
 聖書は、唯一の神を伝える。ただ、創世記には多神教との相克は出てこない。出エジプト記になって、異教との戦いが始まる。

 いろいろ想像されたし。

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コメント
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[2016/11/02 15:32] | # [ 編集 ]

Re: 唯一神の複数呼称
> ユダヤ教では、創世記1章の「われわれ」という神ご自身の複数呼称はどのように解しているのでしょうか?ご教示頂ければ幸いです
 いろいろの説があって、聖書学者の間でも確定の解答はありません。たとえば、以下の説です。
1)君主の複数形  偉い地位にある人は自分をさして「われわれ」と称する。
2)神と天使たち  神と共に天使たちも人間の創造に立ち会った。(ヨブ記38:4~7 天地創造の時に)(イザヤ6:8のわれわれ)
3)三位一体を示唆する複数形 キリスト教的概念で解釈

 その他にも諸説あるようですが、神エロヒームは文法的に複数形でも、それを主語とする動詞は単数形が用いられています。神の性質があまりに多く(偉大、荘厳、全能、偏在、全知など)、それが聖書において単数のエルよりも複数のエロヒームと表現されたという考えもあります。
 複数形を文法上の形で、必ずしも複数を意味すると限定しないでもいいかと思います。
[2016/11/03 11:48] URL | 河合一充 #- [ 編集 ]


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