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プロフィール

河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
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中世ユダヤ思想家は イスラエルの民の集合を信じていた
 昨夜はベングリオン大学の中世ユダヤ思想の教授のお話を聞いた。興味深かったが、なぜユダヤ人がギリシャ哲学などの思想を借りてユダヤ教の内容を伝えようとしたのか、その概説を受け止めた。
 ユダヤ人は時代時代にその支配的な文明の潮流にあわせて、自分たちの信仰を守らねばならなかった。
 たとえば、紀元1世紀のエジプトのユダヤ人フィロンという哲学者は、ギリシア哲学の思想とユダヤ教の信仰を矛盾無く説明することに努力した。
 つまり、ユダヤ教は何時の時代にも、決して野蛮な思想ではないと護教的にならざるを得なかった。自分の民に向かっても、他の異邦人に向かっても。
 それで、ユダヤ教の本質はなにかが、ユダヤ人の間でもつねに議論になる。

 中世のユダヤ思想家については、特に例を引いて語られたのが、ランバム(マイモニデス)とユダ・ハレヴィの2大賢者。
 ランバムはアリストテレスの哲学を使い、理性的な論述を好んだ。一方、ユダ・ハレヴィは歴史を尊重した。いずれもユダヤ教を弁護したことにはちがいないが、アプローチが異なった。ランバムの思想、「神は宇宙の第1原因」というのは分かりにくかった。

 さて、「キブツ・ガルヨット(離散の集合)」という信仰に関して、中世の賢者たちはどう考えていたか。ランバムはどうであったか、興味がわくところである。ランバムは、その著書『ミシュネー・トーラー』に、メシアがイスラエルの離散を救う、と書いている。トーラーの中にそれがはっきりと預言されているという。
 メシアが来てイスラエルの民が集められるのか、イスラエルの民が集合してメシアが到来するのかは、いろいろの学者の議論がある。
 しかしいずれにしても、イスラエルの民の集合は、ランバムの肯定する信条であった。
 中世の賢者が、イスラエル国の復興を預言したわけではないが、希望し続けたということは断言できよう。

 

 
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