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プロフィール

河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
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ポーランドから帰国 アウシュヴィッツからイスラエルを想う
 ポーランドの旅から帰った。あっという間である。
 昔、明治の世に、福島安正大佐という日本軍人がベルリン駐在を終えて帰国する際に、単騎馬に乗ってロシア経由でシベリアを横断した有名な故事がある。1年4カ月の前人未踏の快挙であった。(今では東京ワルシャワは10数時間の旅程)

 福島大佐は、ロシアにまず一歩踏み入れたが、実はそこはポーランドの地。
 明治29年(1896年)の2月、初春とはいえまだ寒気は厳しい頃。
 私が訪れた4月初旬でも、風は寒く、空は曇り、粉雪が時々舞い、体は震えた。
 福島大佐は、ポーランドがロシア、ドイツ、オーストリア3国に分割支配され、人々が亡国の嘆にいる姿を目撃した。
 ロシアの帝国主義を肌で知って、その後の日露戦争に役立った。
 歌人・落合直文は福島大佐の旅路を詩に読み、戦前は広く歌われた。
 その1節に
   さびしき里に いでたれば
   ここはいづこと たずねしに
   聞くも哀れや その昔
   亡ぼされたる 波蘭(ポーランド)

 私のポーランドの旅は、ユダヤ人のホロコーストを慰霊したい(アウシュヴィッツ訪問)ということと、ユダヤ人居住(ディアスポラ)の地を肌身で知りたいというのが目的だった。ずっと、願っていたが、今年はホロコースト70周年(アウシュヴィッツ解放1月28日より)である。この機会を逸したくなかった。

 ホロコースト、特にアウシュヴィッツについては資料的にはエルサレムのヤドヴァシェム記念館の方がずっと詳しい。
 しかし、ポーランドの現地、オシフエンチムに立ったとき、その気候風土の静寂な環境、平和な村のたたずまいが、逆に何かを訴えてくる。ここでは、見えないものを見、聞こえないものを聞かねばならない。
 すでに多くの写真や書物で見慣れた(と言っては不謹慎だが)風景があった。
 しかし、ここで!、と迫る感慨は自分には特別であった。
 よく言われる「2度と繰り返してはいけない」というフレーズは浮かばなかった。
 
 ポーランドでユダヤ人との出会いはなかった。クラクフの街にユダヤ人が残っていても、いない。
 もちろん、ゲットーも残っていない。
 ヨーロッパ最大のユダヤ共同体のあったポーランドから、ユダヤ人は消えてしまったという印象である。
 事実、戦前330万もいたユダヤ人は、現在は詳しい統計は無いようで、わずか数万に激減したともいわれる。

 しかし、新たな思いが湧いてきた。それで良いんだ。
 灰の中から、不死鳥がよみがえったのだ。イスラエル国がその3年後誕生した。
 聖書のエゼキエル書の預言のとおり、枯れ骨の谷からイスラエルの民は復活したのだ。
 神は、かつてバビロンからユダヤの民をエルサレムに帰還させたように、
 再びシオンの地にイスラエルの民を呼び集めている。

 その再発見が、神のメッセージと受け止めた。
 イスラエルのために、今後も微力を尽くしたい。その新たな決意をアウシュヴィッツで捧げた。

 アウシュヴィッツの「死の壁」の前で、献花し、カディシュの1節を唱えた。

 イトガダル ヴェ・イトカダッシュ シェメー ラバ


 
 
   
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