カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

ご感想をひと言どうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「サラの鍵」を読んで ホロコーストの一面がここに
 少し前に評判になった映画「サラの鍵」の原本を読んだ。といっても、翻訳版でだが(新潮社)。
 第2次大戦中フランスで起こったホロコースト事件、いわゆる「ヴェルディヴ事件」から始まる。
 それは、フランス警察がユダヤ系の市民を一斉検挙して、パリの室内競技場に押し込め、やがてアウシュヴィッツに送った。その数1万3千余。

 「サラの鍵」は、実話ではなく、フィクションである。
 しかし、背景をよく研究して、フランスの女流作家が書いた小説。
 現代と過去が交差する。
 パリに住む女性記者ジュリアと、1942年7月16日にヴェルディヴ事件に遭遇した10歳の少女サラ。
 一斉検挙の日、サラは弟を納戸に隠して鍵を掛ける。「あとで、戻ってきて出してあげる」と帰ってきて、助けるつもりであったが。
 現代のジュリアは、ヴェルディヴ事件を取材中に、サラの運命に結びついていく。

 前半は、まさにサスペンス。サラの逃亡と、弟のその後は? ホロコーストがいかに悲惨な運命を人々にもたらし、それを人は涙であがなっていくのか。
 ホロコーストものの作品だが、男女の微妙な機微と罪意識、真実を求めることは苦悩であることなど、これは大人の小説である。若者向きではないと思った。
 ストリーテラーとしては抜群の作家である。
 ホロコーストは、いろんな角度から光を当てても、尽きない人類のテーマだと思わせてくれる。

 
スポンサーサイト

コメント
猛抗議
> 「サラの鍵」は、実話ではなく、フィクションである。
過大過剰自分同胞優位のための「フィクション」なのであれば「この世」から削除してください。
日本人の僕が「泣きながら」読んだ話の類が「フィクション」ならば、僕は「死ぬまで」許しません。
[2012/02/15 23:30] URL | 木村哲史 #LkZag.iM [ 編集 ]

フィクションの意味
> > 「サラの鍵」は、実話ではなく、フィクションである。
 ヴェルディヴ事件とそれに伴う悲劇は事実で、それをフィクションと言ったのではありません。
 作者自身が、登場人物は実在の人でない、虚構の存在である、と断っています。
 作者は、「サラの鍵」の作品を通して、ヴェルディヴ事件の真実と人間の愚かさ、尊さ、信条の美しさを物語り、そこには文学的真実があります。だから、読む人を感動させ、そこに人生の真実を教えられるのです。
 たとえば、トルストイの『戦争と平和』はフィクションです。しかし、それ以上にナポレオン戦争を戦ったロシアの人々の真実を伝えるものは無いとってもいい。これが文学の役目でしょう。

 私がフィクションと申したのは、この作品はノンフィクションではない、という表現の方が良かったでしょう。同じホロコースト関連の作品に、弊社で出した『ハンナの戦争』や『マスコット』がありますが、こちらはノンフィクションものです。
 どちらが良いとか本物とか偽物とかいうのは、的外れですし、まして私がノンフィクションでなければ、偽物と言うつもりはありません。
 「サラの鍵」は、文学的真実において非常に優れています。

>過大過剰自分同胞優位のための「フィクション」なのであれば「この世」から削除してください。

 おっしゃる意味がよくわかりません。

[2012/02/16 00:16] URL | 河合一充 #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://kawaikazu.blog73.fc2.com/tb.php/1151-08547fb5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。