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河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
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日本語の新約聖書に「ラビ」が出てこない
 ラビ・イエスについて、同意見のコメントがあったので、もう一度補足しておきたい。
 コメントはキリスト教徒の方からで、日本語の聖書には「ラビ」が出てこないで、「先生」と訳されているというご指摘である。
 確かに、日本語では一切見当たらない。無理して消したような印象である。
 福音書には16箇所に出てくる。ギリシア語ではっきりと、原音のまま、ραββιとしている。そのまま日本語でも「ラビ」としたほうがいいのに、と思う。おそらく明治大正の時代には、「先生」と訳したほうが親切だったかも知れない。
 (英語流に、ラバイと言う人もいるが、それは原語ではない)
 福音書の中にも、ギリシア語の「先生(ディダースカロス)」と訳されている箇所も沢山ある。
 面白い現象は、ルカ伝には「ラビ」という言葉が出てこないことだ。ユダヤ人以外の読者を考えての親切であろう。他の福音書でラビとなっているところが「先生」となっていて、非ユダヤ人のために翻訳しているものと推測される。

 そろそろ、新約聖書に「ラビ」は解禁されてもいい頃だろう。
 もちろん、イエスが単なるラビだとは、私も思っていない。それ以上だった。しかし、ラビの側面もあり、弟子たちが皆「ラビ」と見なしていた事実を踏まえないと、聖書の記述について深い理解に壁ができる。

 一般の人にはどうでも良いと思われるかも知れないが、翻訳がいかに異文化の理解と交流に関わるかの一例として重視していただきたいとおもう。

 
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コメント
ルカによる福音
今回の記事も興味深く読むことができました。ルカ自身が非ユダヤ系でありユダヤ文化やパレスチナの地理にさほど詳しくない、とも伝え聞いています。しかし医師であり福音書の著者の中では唯一高等教育を受けていたであろうとも言われていて語彙が豊かです。
[2011/11/21 19:54] URL | コクスイ #- [ 編集 ]

Re: ルカによる福音
 コメントをありがとうございます。
 ルカについては、逆にこうも言えないでしょうか。彼は、聖母マリアはじめ、イエスを知る人々に直接インタビューを重ねて福音書を書いたと。
 それゆえ、当時のユダヤ教徒の生活を詳しく叙述している、とイスラエル人の学者が保証しています。
 ミシュナーやタルムードに照らしても、説明は正確です。
 彼自身は、詳しくなくても、パウロや外の弟子たちと接して学んだのかも知れません。
 「ラビ」とせず、ギリシア語に「先生」と訳したのは、ギリシア人やローマ人を意識して書いたためとも言えませんか。

[2011/11/21 23:23] URL | 河合一充 #- [ 編集 ]

聖書
解説ありがとうございます。敢えてラビという言葉を使わず「先生」と訳したということが考えられるということですね。現在、聖書週間になっておりましてミサで朗読を聴く以外にも自分で読むように努めています。
[2011/11/22 00:47] URL | コクスイ #- [ 編集 ]

Re: 聖書
それもあり得るということで、だれも断定は出来ませんが。ルカは1章のヨハネの父ザカリアがアビヤ組の祭司という説明までつけていますから、ユダヤ教に詳しい人です。ラビという言葉を知らぬはずはありません。それをあえて使っていない点が興味を覚えます。
[2011/11/22 10:29] URL | 河合一充 #- [ 編集 ]


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