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プロフィール

河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
今週の聖句は 約束の地カナンに入る前の苦労
モーセに率いられたイスラエル民族が、いよいよ約束の地に近づいて全部族でカナン入りしようと言うときに、ヨルダンの東側で富を蓄えた部族がいた。つまり、家畜を沢山増やした2部族がいた。それで、カナンに入るよりも、そこにとどまったほうが得だと計算した。
 人間は、どうも理想通りには動かない。神の約束の地に、目前の利益のために、入ろうとしない。
 モーセをどんなにがっかりさせたことだろう。
 今も昔も変わらない。イスラエル人も、そんなに立派な民族でもないように思える。

 シオニズムの開拓の苦労を前に、そのために帰ったのは少数のユダヤ人だ。

 今週の聖句は、民数記30・2~32・42の「マトット」という箇所と、33・1~36・13の「マスエイ」で、これで民数記の朗読は終わる。

 では、ヨルダンの東に留まりたいと願った部族に対して、モーセはどうしたか。
 ルーベン族とガド族であったが、激しく叱責され、結局、カナン入りの共同の戦いに参加することになった。
 そこにモーセの指導者として偉さがあった。イスラエルの運命を共同で担うよう説得できたからである。

 その2部族も、心を入れ替えたのだから、まあいいか。でも、その後、消えてしまった部族だ。





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