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プロフィール

河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
ペンテコステという祝祭日
イスラエルや全世界のユダヤ人は、伝統的な生活慣習をユダヤ教の暦に従って守っている。
 5月29日は、シャヴオットという祝祭日であった。イスラエル以外では、二日にわたって守られる。だから、今日もシャヴオットの祝日だ。
 この日は、3大巡礼祭に相当する。その名の意味は、シャヴア(週)の複数である。七週の祭りとも呼ばれる。面白いことに、他の祭りと違って、何月何日にその祭りという決め方でない。この祭りだけ、過ぎ越しの祭り、ペサハから毎日、何日たったと計算して、50日目にこの祭りをしなさいと、聖書に書かれている。
 ギリシア語で50は、ペンテコステという。それで、ギリシア語訳聖書では、この日をペンテコステと訳されている。
 どんな祭りかというと、出エジプトをしたイスラエルの民がモーセに率いられて、シナイ山の麓に達したとき、そこで神がモーセに「十戒」を授けた、当日である。
 十戒は一つの象徴で、旧約聖書の最も大事なトーラー(神の教え)がイスラエル民族に与えられたという意味にとる。この日、神がシナイ山に顕現したとき、驚くべきしるしが現れた。全山煙に包まれ、火と雷鳴の中にモーセに語ったという。
 以後、トーラーがイスラエル民族の大原則になる。未来の姿を描いた青写真というわけである。
 
 だから、ユダヤ民族にとって、最も重要な日だと思われる。でも、今では一般の人たちにとってペサハやスコット(仮庵の祭り)ほど、重要視されていないような印象を受ける。
 昨日も、イスラエル人にあったが、シャヴオットにはふれずじまいだったと、後で気がついた。

 キリスト教でも、ペンテコステの祝日がある。イエスの死後、50日目、ユダヤ教のシャヴオット、つまりペンテコステの日に、弟子たちが集まっていると、激しい風が吹くような音と火のような舌が現れて、聖霊に満たされた。これは使徒行伝2章にある記事だが、この日はキリスト教会の誕生日とアウグスチヌは言った。
 キリスト教とユダヤ教が同じモーセの宗教の伝統を共有しているのは、このペンテコステでわかる。

 キリスト教においてこの日は決定的意義をもつはずなのに、あまり真剣に迎えられていないようだ。クリスマスやイースター(復活節)は有名だが、日本人でペンテコステを知る人はごく少数であろう。クリスチャンもこの日の大切さをどのくらい知っておるだろうか。
 モーセやイエスは、さぞお嘆きであろう。
 



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