ただし、エルサレム問題について、なんらかの正しい認識がこれを契機に始まることを望んでいる。 エルサレムが長い歴史を通して、ユダヤ民族の永遠の首都であることは否定できない。 だから、まずエルサレムがイスラエル国の首都であるとの認識が世界に広まれば、パレスチナ問題は新一歩すると信じる。 イスラエルがパレスチナと和平交渉の席につくには、イスラエルがユダヤ人国家であることをパレスチナがみとめることが前提であろう。エルサレムの現在黄金のドーム・モスクのある場所はユダヤ教の神殿が存在したところであり、ここにダビデ王朝の首都が存在した。旧新約聖書が証明するとおりである。 したがって、トランプ大統領が言った言葉、"We will move the American embassy to the eternal capital of the Jewish people, Jerusalem," はその認識において間違いはない。