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プロフィール

河合一充

Author:河合一充
(かわいかずみつ)
 イスラエルと日本の架け橋を願って、85年株式会社ミルトスを創設。イスラエル・ユダヤ・聖書関連の出版編集をもって、日本の社会にささやかな貢献を願った。現在現役をリタイアを考える。ヘブライズムの基なる思想を紹介したいと思っている。

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河合一充 くだん日記
思いつくままに、イスラエル・ユダヤ・聖書・日本など書き連ねる。よってくだんのごとし。
イランとボーイング社との大型商談の契約
 イランはボーイング社から同社航空機737と777を100機購入する契約を結んだ。
 ボーイング社は、アメリカ政府の認可を受けて、その契約を進めたという。

 イランと米国は、1979年のイラン革命以来断交しており、特に最近の核開発疑惑への経済制裁によってイランは航空機の新規購入や部品の購入が禁じられてきた。イランは、国営航空「イラン・エア」が航空路を支えているが、非常に困窮してきたのは確かだ。喉から手が出るほどの需要がある。
 一方、ボーイング社にしても、こんな大きな商談はやはりとても魅力がある。イランの発注で、下請け企業にも波及し、今後のシアトルの航空機産業には非常に裨益する。
 合意の金額は、250億ドル(=2兆6千億円)とされる。まあ、ずいぶんディスカウトもあるだろうと噂されている。

 米政府は、その契約をすべて検閲している。そして、今後もイランが核協議の協定を違反しないのを条件としている。

 米・イランとの関係改善がそんな経済的利益をもたらす以上、イスラエルがどんなに反対してわめいても、イランとの核合意はひっくりかえらなかったはずである。
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ヒズボラのトップテロリストの死は シリア反政府組織による
 新しい一日が始まると、まずイスラエルのネット紙をウエッブで数紙読んでみる。

 どれもが扱うのが、ヒズボラのトップ軍事指導者の暗殺に関して、これまでのレバノン紙の情報を否定したこと。
 イスラエルの空軍による爆死とされたのは誤報で、シリアの「ギャング」による、つまり反政府武装組織の砲撃によるとした。
 なんでもまず、イスラエルがやったとするのがアラブ報道の常であることの、一例になった。

 それでも、シリア内戦のお互いにやり合っているのに、この事件を背後に「アメリカ・シオニストの企み」とヒズボラは言っている。
 シオニストとは、イスラエルのこと。彼らは絶対に「イスラエル」とは口にしない。ユダヤ人の国を認めたくないから。
 やれやれ・・
ヒズボラのトップ軍事指導者 イスラエルの手で
 中東のテロ関連では、画期的なニュースであろうが、楽しい話題ではない。
 ヒズボラ(レバノンに根拠を置く過激イスラム組織)のトップ軍事指導者で秘密諜報員がイスラエルの秘密作戦で空爆されて殺されたというニュースである。
 ムスタファ・バドレディネという、クエートで死刑を宣告されアラブ諸国から国際手配された、無慈悲なテロリスト。国際司法裁判所からも様々な告訴がされていた。
 これまでシリアやイランに奥深く匿われていた。それを、イスラエル空軍がやっつけたのである。
 彼は、いろいろ悪事を重ねているが、2005年のレバノンのラフィク・ハラリ首相を暗殺したといわれる。

 ヒズボラはイラン系で、イスラエルの最強の敵であるとされる。
イスラエルを守るものは眠ることはない」 その通り。


古代エジプトのスカラベ印章がイスラエルで発見
 すごい考古学的発見! 一人のバードウオッチャーが古代遺跡において偶然小さな遺物を見つけた。
 それは、3700年前のエジプト高官の名を刻んだスカラベの印章
 スカラベというのは、古代エジプトで珍重された甲虫で、それを模した印章である。中東の博物館に行くと、よく見かける。
 それが、イスラエルから出土したのに、意味がある。
 
 発見された場所は、テル・ドル。カイサリアの北にある、古代の重要な砦で港町でもあった。
 エジプトからイスラエルを通ってメソポタミアまで行く街道を扼する地点である。
 歴史のロマンがよみがえる。
 ドルの名はエジプトの記録にもあり、13王朝(紀元前18世紀~)の頃のものらしい。

 ハイファ大学のテル・ドル発掘チームの発表で、まだ詳しくはわからない。重要な遺品であることは間違いない。
エジプトはイスラエルに事前にブリーフ(概略説明)していた
 昨日のブログのフォローアップだけれども、エジプトとサウジのチラン島の件などで、エジプトの有力新聞「アル・アハラム」の記事を紹介したい。(これはイスラエルネット紙JPを通して)

 まず、エジプト政府は協定を結ぶ前から、イスラエルにブリーフィング(概略説明のこと)していたそうである。
 エジプトとサウジの海上の国境変更である。特に、2つの島は、チラン海峡のでぐちにある戦略的地点に位置する。当然、エジプト・イスラエルの和平条約にも影響する事態である。イスラエルは、事前に承諾していたようで、反対していない。

 第2に、エジプトが議会の批准を得られた暁には、サウジもエジプト・イスラエルの和平条約に定めた条項を尊重する、との了解がエジプト・サウジの間であった。すなわち、チラン海峡の航行自由、チラン島に国連監視隊の駐留を認めることなど。

第3には、アル・アハラムの分析で、もしエジプト・サウジの国境新設定が成立すれば、イスラエルもクネセット議会でエジプトとの和平条約の変更部分を承認しなくてはならないだろう。それが問題になるとは見ていない。

 以前には、イスラエルはエジプトとサウジに架橋されることに反対していた。それは、イスラム過激集団が通過していく危険を予測したからだ。確かに、前ムルシー政権では心配だった。現在のエジプト政権ならその点は共通の価値観を持つので、大丈夫と見たのか、イスラエルはもはや心配しないのだろう。もっとも、そんな巨大プロジェクトの成功は信じていないのかもしれないが。

 大きく中東の歴史は変動してきているなあ、と思わされる。